*佐伯ドリーム長編連載完結を迎えて*


 みなさまこんにちは。管理人のHOLYです。
 まずはここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。
 みなさまの拍手やブログコメントに支えられながら、無事に完結を迎えることができました。

 ……とここまでの4行を書いてから早数ヶ月、すっかりアップするのを忘れていたあとがきもどきでございます(笑)。

 若・志波のドリームあとがきと同じく、ここでは製作裏話的な話をちょろっと紹介したいと思います。 


 ◎めぐりめぐって再び元気娘

 クセのある志波ドリ主人公は書いてて本当に自己満足的に楽しかったのですが、話の雰囲気が固定されてしまいがちなので王道佐伯ドリは得意の元気娘で行こうと。が生み出されました。
 コンセプトは『平均』。日本の一般家庭の平均的なところを拾って作っていった結果です。両親が健在で本人は経済的なことを考えずに済み、自分のために自分の時間を使うことができて、抱えた悩みも思春期特有のもので。
 まぁそれだけだとつまらない子になりそうなので、ちょこちょこと肉付けした結果、親バカパティシエ親父にイケメン大好き心は十代ママという強烈な両親が出来上がってしまい、結局『平均』からはかけ離れた設定が出来上がってしまったんですがね……。
 でもおかげさまで、天真爛漫な佐伯ドリ主人公は当サイトで一番愛される夢主人公となりました。ありがとうございます!


 ◎史上最大の捏造

 なにが、って、赤城の経歴が……です……。中学からはね学じゃないか! と中学同じだったなんてありえなーい!!!
 でも優しいみなさまは捏造設定を温かく受け入れてくださいまして、連載終了までこの件に関しての苦情はありませんでした! ありがとうございました!


 ◎ちょっとばかり遣り残した感のある『佐伯VSクリス』

 なんだか赤城のシナリオ処理に気を取られてしまって、書きたい書きたいと思ってたクリスと佐伯のVSが体育祭のあの程度になってしまったのが心残りです。
 本当は体育祭でクリスが佐伯に宣戦布告したあと、文化祭くらいまでをめぐってドロドロさせてやろうと思ってたんですが……。
 書けなかったからここで予定していた展開を暴露してしまえーと思うわけですよ。
 体育祭の最後でクリス大活躍、大絶賛、佐伯いじける&不貞腐れる&仲直り失敗 → クリスはわざとらしくといちゃつく → イライラしてる佐伯はセイに近づく → 困り果てるセイと黒オーラMAXな志波 → 水島は我関せずととラブ → 佐伯の誕生日にプレゼントを用意した → マスターから渡して貰おうと珊瑚礁に行くものの佐伯と鉢合わせ → の手を振り払う佐伯 → プレゼントがしゃーん → 友情修復できないくらいに嫌われたと思い込んだは泣きながら砂浜ダッシュ → その時に恋心自覚 → 鬱々と最後の夏休みを過ごす → 姫子の魔の手が忍び寄る → 姫子ぷりずむぱわーめいくあーっぷ → 夏休み明け姫子言葉になってるに全員驚愕 → はね学真の乙女化計画 → とりあえずエリカとシオンとデイジーとベラドンナは頂いてよおーほほほ → 攫われた乙女候補たちとを正気に戻すため、男たちが立ち上がる → ここにはね学レンジャー結成 → 先生実は正義の合体ロボを研究してたんです。びっくりした? → 総司令官水島密、出撃命令 → 乙女の命運はオレたちにかかってるんだZE!   って、あれ?

 ……まぁ、のちのち外伝やら番外編やらでクリスとの水面下ギャグバトルは書いてみたいと思います。


 ◎恒例テーマ曲

 全体のカンジとしては大塚愛のさくらんぼ。手帳開くと本当にたくさんのことがあったんだと思いますよー。
 佐伯ドリに関してはあんまりしんみりとした曲のイメージはありません。
 ……というか、佐伯ドリは本当に勢い任せに書いていたので、曲のイメージがあまりないんですよ。書いてた当時はそれなりにああこの曲、佐伯ドリのイメージだーとか思ってたのもあったんですけどね。
 あえて書くなら……なんだろ? むしろみなさんのイメージ曲を聞いてみたいです。


 ◎今後の予定

 ちまちまとアルバムモードを書きながら、在学中の小話を書いていきたいです。は他のキャラと絡ませやすいから、本編のinミルハニーで書けなかったキャラとの絡みも書いてみたいです。
 今すごく書いてみたいのが、志波との一日ぐだぐだ旅日記。ボケのくせに猪突猛進なとツッコミのくせにだるそうな志波が、ひょんなことから一日一緒に過ごさなくてはならなくなって、盛り上がってるのか盛り下がってるのかわからない勢いの話です。新作が佳境に入った頃に書こうと思います。


 ◎あとがきにかえて

 ここまでお読みくださってありがとうございました。
 佐伯ドリについては「おもしろかったです!」という非常に温かなメッセージを多数いただけて、本当に気持ちよく書くことができました。
 ときどき悪意に満ちたメッセージを頂くこともまだあるのですが、大多数のみなさまの励ましの言葉に支えられて今も執筆を続けています。ありがとうございます。
 しばらくは新作連載をメインに書いていくつもりですが、折を見てちょこちょこ短編も乗っけて行こうと思います。
 よろしければ、また是非作品を読みにいらしてください。


 それでは、また。
 今度は新作ドリームの完結後にお会いしましょう!

 08.05.07 管理人:HOLY

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